2007/02/21

PARIS & NYの旅 AW07-08 COLLECTION 7

本日は4つのアポです。忙しいですよ〜。

Henrik_034 まず始めに、HENRIK VIBSCOV。今回はランデヴー会場ではなく、ショールームでの展示会でした。テーマは"THE LAND OF BLACK CARROT"。何だか怪しいコレクションでしたよ〜。(笑)ハデハデ、民族?っぽいカラーバリエーション。グラフィックデザイナーとコラボしたTシャツなどなど。前回に引き続きブタのスカーフの青と赤が登場。ヘンリックの特徴的なパターン、X(クロス)の切り替えが付いたシャツや、ベストの切り替えが付いたシャツ。「是非来てね〜」と招待状を頂いたのですが、本日はパリ最終日ですし〜、忙しいし〜、最終日ですので、ディナーも大切!ということでご遠慮させて頂きました(笑)。(写真だけ見ましたが、とてもすごそう、、、)ヘンリックのサイトの方でも、もう少しすればコレクションパーティーの様子がご覧頂けると思います。現時点では、今期の07春夏コレクションがご覧頂けますので、是非チェックして見て下さい。ヘンリック・ビブスコブ

 

Kosmetique_026次は、 コスメティック・レーベルです。デザイナーである三木勘也氏自らがアテンドして下さいました。アントワープ王立アカデミー出身です!バイオはこちらからご覧頂けます。写真左は、フォックス付きのジャケット。実際にオーダーした物とはちょっと違いますが、ファー付きジャケットはオーダー済みです。今期のテーマは、"INSIDE"〜The truth exists only in INSIDE, not outsaide.  詳細は後日アップ致します。


Ann_008_1ランチ後のアポは、アン・ドゥムルメステール。左写真はベルギー王子。(笑)ショーの様子はこちらから。 インスピレーションは、20世紀初頭のイギリスのフォーマルウエア。そしてそれをアン流に崩す!このフォーマルだけど「崩す」というのが重要らしいです。いつもの様にレイヤードスタイルはもちろんなんですが、アンでもやはりアンチ・マスキュリン効果で全体的にデザインがまるくなっていました。モデルもおとぎの国からの王子なら、Tシャツやボタンに描かれているグラフィックのキャラクターもおとぎの国からやって来たシルエット。今期AW07-08は、今までのアンのメンズコレクションの中で最も評価が高いと言われています。個人的には、ショーでも必ず被っていたキャップが欲しいナ〜。。。

Ann_030 Ann_052 Ann_002 Ann_042










そして、いよいよ最後となりました。ランバンです。

Lanvin_058 このゴージャスな階段を上っていざ!会場に到着して担当の方を待っている間、デザイナーのルカ・オッセンドライバーと一緒にコレクションのビデオを見てしましました〜。(感激!)「今始まったばかりだよ。」と言って、音量も調節してくれて。。。なんて良い人!ステキ〜!!!クールなんだけどとても優しそうな人。ちなみにショーで使われていた曲は、クラシックと「 Siouxsie and The Banshees」という、ハードな声の女性ボーカルが歌う曲。      

Lanvin_019 ルカさんの着ているジャケットの色違いをオーダーしたので、「写真を撮ってもいいですか?」と聞くと、「どうぞ」と言ってくれました。なんて良い人!(2回目)が、気になるピンボケ。肝心な時に。。。

WWDにインタビュー記事が載っていました。ホントは全部紹介したい所ですが(ミーハーになってきた〜)WWD vol.1406 を読んで下さい!でもやっぱりちょっとだけ、ご紹介。。。

「僕が大切にしている感覚は「フラジリティー」。女性が持つ壊れやすさと繊細さを醸し出す男性服をいつも目指しているよ。洋服に対するパーフェクションやエモーションは男女問わず必要なマインドだと思うよ。ヴィヴィッドに男の子をライトアップさせたい。それは心に対してもそう。洋服には心躍る感覚も重要だから。。。毎日がとてもセンシブルでエキサイティング。とても幸せだよ。」ですって〜!!!お幸せで何よりです。これからも素敵なコレクションを発表して下さい!

そして真面目な記事の内容はと言いますと、
フレンチ・シックがパーツで踊る!レディライクな「ランバン」を極める!と題しまして、『ルカ流フレンチ・シックの神髄は「調和」と「隙」のバランス。レディライクなシルエットと愛らしい小物をパーツに取り入れて、繊細かつスポーティにシックにを遊んだ。ジュエリー感覚の繊細なタッチと高級素材全てに洗いを施す潔さがルカの持ち味だ。』なるほど〜、納得です。レディーライクとは、女性っぽさ、曲線的な、丸みを帯びたデザイン。そこからも見て取れる様に、最初にインスピレーション受けたのは60年代の女性のコートだと言う。フェルトキャップは野球帽から、ハイカットシューズはバッシュから。スポーティーなアイテムだけでなく、上質なシルクサテンに洗いをかけ、わざと無骨な感じを出す。フォーマルなルックにも、これらのアイテムをうまくコーディネートさせ、ボーイズ・エレガンスを目指す!これがランバン流。

Lanvin_047 Lanvin_011バッシュ、カッコいいですね〜。モデル君、若すぎっ!チラリと見えている、フューシャピンクが今期のアイキャチ、インポータントカラーです!





Lanvin_013 Lanvin_027この2点お気に入り。紫のコートも実はステキ。今期のアロハラグのテーマにぴったり!って、まだ言ってませんよね。今期のテーマは「悪」です。(そうですよね〜、タツゴさん?トモック?)アンチマスキュリン、レディライクと散々言っておきながら、ちょっとそれとは反対路線へと向かっております。(笑)「悪」といっても、極道とかではないですよ〜、(苦笑)あくまでも「ちょお〜っと悪っぽく見えるもの」。でも、今回のコレクションは、ランバンだけでなく、曲線を帯びたレディライクなデザインが本当に多かったんです。そんな中ガンバって“メンズ”男っぽい、というアイテム達を揃えました!(もめたりもしながら〜?!汗)

というわけで、これでこの日のアポは終わり。パリでの全アポ終了というわけです。

今回はパリ滞在期間が短かったため、L氏とS氏参加のファンキーレディースの会は、実行されませんでした。(笑)残念。でもお二人には会えましたから、良いんです、仕事中は二人ともカッコいいんです! 明日の朝、NYへ発ちます。