
本日、シューティングチームは新プロジェクトの撮影のためサタデーズサーフに行って参りました。思いついたらすぐに連絡してフラっと立ち寄れるところがニューヨークのいいところ。近所には、夢を追いかける様々なクリエイティブチームが集結していて、皆がそれぞれ数ブロック四方で活動しています。アロハラグのアトリエを囲むコミュニティーは、パワフルで才能に溢れる人々で構成されていて、その一部でいられることを、日々とても嬉しく思っています。

サタデーズの店内で見つけたのが、このTahitian Beautiesという本。1904年から21年の間に滞在していたフランス人の写真家がタヒチを訪れた際に撮りおろしたポートレイトが中心となっています。被写体となっている人々はとても素晴らしく、自分が一緒に育ったネイティブハワイアンの人々を彷彿とさせまました。そして見ているうちに、写真というツールがこの短い時間の中でどれだけ進歩したかを考えさせられました。私たちはサタデーズサーフに滞在した30分ほどの間に200枚ほど簡単にシャッターを切りましたが、当時この写真が撮影された頃は、恐らく30分では3枚の写真を撮るくらいがやっとだったのではないでしょうか。だからこそ、写真家は一枚一枚に思いを寄せ、時間をかけていることがひしひしと伝わってきます。もし機会があれば、ぜひ写真集を手に取ってみてください。アロハラグには、ちょうどサタデーズサーフの新作が入荷したので、そちらも合わせてご覧ください!!